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オウムを内部から撮ったドキュメンタリー。価値観変わりますよ。
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

現代経営学の父と言われる
ピーター・ドラッカーの「マネジメント」という本を元に
高校野球の女子マネージャーが
野球部をマネジメントしていく青春物語。

ドラッカーのマネジメント理論の基本を
具体例から学べて
想像以上にちゃんとした経営学の本。
と同時に、ちょっとベタだけど泣ける物語。

泣ける青春マネジメント本って新しすぎる。
表紙がゆきうさぎの萌絵なので
店頭で買うのは勇気がいったけど
とても面白かったので読んでよかった。

| その他の本 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
Newton 10月号「原子の正体」
原子についての考え方を 
歴史的な順番を踏まえてまとめてあって 
それがCGで視覚的に見やすく作られてるので 
とても分かりやすくていい感じ。 
| その他の本 | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線   著:池谷 裕二
 最近、脳についていろいろ考えてたので
何気なくAmazonでポチッとしてみた本。
そういや、初めてのAmazonだ(笑)。


内容はタイトル通りで選ばれた中高生8人に対して
4回に分けて脳について語ったものを文字に起こしたもの。
評価すべき点がとても多くいい本。

まず内容が分かりやすい。
中高生にも分かるように説明しているので
専門知識のない僕のような一般人にも理解できるようになってて
図も多くイメージが伝わりやすいように工夫されている。

そして内容が面白い。
「心」「記憶」「アルツハイマー」など
誰もが疑問に思うような分かりやすいものを題材に取りながら
脳の仕組みのミクロな部分まで説明している。


個人的に特に興味深かったのが体と脳の関係性。
人間の体の部位と大脳との相関を表したものを
「脳地図」というというらしいんだけど
例えば生まれつき人差し指と中指がくっついて生まれた人がいると、
その人の脳には4本の指に対する神経しか形成されないそうだ。
つまり最初から5本分の神経があるわけではなく
脳地図は後天的に作成されている。
ここでくっついてる指を分離する手術を行うとどうなるか?
なんと、1週間ほどで5本目に対応する神経が形成されたらしい。
つまり脳地図はダイナミックに変化しているということ。

脳は体をコントロールするけど
その脳は体の構造によって作られる。
お互いに相互に関係しあっていて切り離すことが出来ない。
これを読んだ時に自分の中での身体性に対する考えに
あっさりと結論が出てしまったような衝撃を受けた。
コンピュータやネットワークによって肥大化した脳に対して
退化した身体性を取り戻さなければと考えていたんだけど、
身体性の発達は脳の発達とも直結しているんだという点では
脳と体を分離して対立概念のように考えていた自分は
まだまだ浅かったなとも思わされた。


他に面白かったのは「意識」と「無意識」。
例えば、指を動かすという動作に対して脳の活動を調べた時に
「指を動かす」という動作のための反応が
「指を動かそう」という意識よりも前に現れるという話があって
「指を動かそう」と思った時にはすでに指が動いているらしい。
動作は無意識に行われてて
それを自分が知るために意識が生まれるんだと思うんだけど、
じゃあ「指を動かそう」という意識が
実際には体をコントロールしてないとしたら
何が「指を動かす」という動作を発生させたのかは不明で
それをクオリアと表現していたんだけど
もしかしたらそういう根源的なところに
「魂」みたいなものがあるのかもなぁと思った。


他にも自分が赤だと思ってるものと
他の人が赤だと思ってるものは違うかもとか
昔から自分が疑問に思ってたことが載ってて
いろいろとすっきりとする点が多い本だった。



評価したいところがもう一点あって
それは中高生に意見を聞きながら進めているというところ。
そして中高生から出てきた意見を否定せずに
むしろ面白い考え方だと誉めたりしながら
思考を誘導するように話を進めていて
その話し方自体がとてもいいなと思った。




とても満足度の高い本だった。
脳、身体、心、意識・無意識などに興味がある人には
ほんとにオススメできる本じゃないかなぁと思う。
| その他の本 | 06:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
世にも美しい数学入門  藤原正彦・小川洋子
去年は数検を受けなかったので
今年は再び数検を受けたいなぁと思い
前回受けた準2級の問題集からやり直し始めたんだけど
数式を覚えるだけの勉強だとやっぱりモチベーションが続かなくて
公式の成り立ちとか美しさを理解しながら勉強したいなぁと思い
なんか楽しめる本がないかなぁと思ってたところに出会った本。

博士の愛した数式」を書いた小川洋子さんが
数学に関して取材したという藤原正彦さんと対談したのをまとめた本で
小川洋子さんが繰り出す初心者なら誰もが思いそうな質問に対し
数学者の藤原正彦さんが丁寧に答えていて
数学の美しさが読みやすい文章で描かれていて好印象。
いくつかのシンプルな証明が図解で載せられていて
数学に疎い僕にでもその美しさが伝わってくるのがいい。
数学はとても深い内容を可能な限りシンプルな式にまとめるのが美しく
それは世界を五七五の十七文字に詰め込む俳句と
美しさにおいて共通するというのは興味深かった。

その他にも数学者のストーカー気質の話や
数学の発見と地域性の話など
面白い話題がたくさんあって
もう少しページ数があったらもっといいのにと思った。

いくつか難しくて分からない内容もあったけど
数学の楽しさを理解するのにいい本だったな。
あとは「数学ガール」が気になっているので
近いうちに読みたいなぁ。
| その他の本 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
挫折し続ける初心者のための最後のジャズ入門  中山 康樹
最近、家で聴く音楽が少し変化してきた。
aikoをひたすら聴いてるのは変わらないけれども
それ以外はジャズかクラシックを聴いてることが多い。
今までもジャズやクラシックは聴いてたけど
理解していたとは言い難い。
クラシックはタイトルや描かれている情景の知識を持って聴くと
物語がうまく描かれているのが分かる場合もあるけれど
ジャズはなんとなく雰囲気を味わっていただけだったので
今年はなぜジャズやクラシックをいいと思えるのかを
自分の中ではっきりさせたいと思っている。
そしてジャズドラムを叩けるようになりたい。


そんなこんなでたまたま目に留まったこの本を読んでみた。
これがとてもよかった。
多くのジャズ入門書やジャズを紹介するHPでは
名盤を並べて載せてるだけで
あとは聴けばわかるでしょ?となっているが
それはジャズに入門した後の人にしか役立たないと
さらりと言ってしまえる辺りにすごく共感した。
確かに今まで読んだジャズの入門書はそうだったよ。

そしてジャズを聴く上でもっとも必要なことは「馴れ」であって
今まで聴いたことのない音を聴くのに
すぐに理解できるわけがないんだから
10回でも20回でも繰り返し聴かないとダメだよと。
音楽を長く聴いてるとCDをたくさん聴いてるのが偉いみたいになるけど
1曲を聴きこんでみると多くの発見があるのも音楽のよさだし
購入は月に2枚程度にして繰り返し聴きこみなさいというところには
とても考えさせられた。
確かに中学生とか高校生の頃は月に1枚とかしかCD買えなくて
各楽器を歌えるくらいまで聴きこんでたけど
今は1回しか聴いてないCDもたくさんあって
付き合い方が浅くなってしまっている気がして
なんだか反省させられるものがあったし
ジャズだけじゃなく全ての音楽に対する向き合い方として
考えなければいけない問題やなと思った。

聴き方としてはベースならベース、
ピアノならピアノとまずは基準にする楽器を決めて
その楽器を追いかけるところから始めると
回りの楽器のことが見えるようになってくるよということだった。
ポップスとかロックだとそういう聴き方をしてたけど
ジャズでそういう聴き方をしてなかったなぁと思ったので
これもやってみようと思った。

ボーナストラック入りのCDに対しても苦言を呈していて
アルバムの世界観が壊れるだけだから
ボーナストラックはないものとして聴きましょうって書いてて
あまりに正直に書きすぎてて笑えた。

初心者ってジャズを変に難しがったり
これを聴かなきゃいけないんじゃないかって思ったり
そういう心の壁が大きすぎて
ジャズ道に入りにくくなってるんだよってところは
まさに自分のことを言われてるようで耳が痛かった。

ながら聴きとかじゃなく
しっかりとジャズに向き合って
繰り返し聴くところから始めてみようかなと思えたので
まずはベタにMiles DavisのKind of Blue
Bill EvansのWaltz for Debby
じっくり聴きこんでみることにします。
| その他の本 | 20:28 | comments(2) | trackbacks(0) |
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代    城 繁幸
終身雇用と前提としたシステムに基づく考え方を昭和的価値観、
一元的な考えよりも多様性をよしとする考え方を平成的価値観として
現代を強く生き抜くためには平成的価値観が必要なのではないかと問う本。

終身雇用・年功序列の時代は終わったから
会社に人生の下駄を預けて生きていくようではダメで
自分の市場価値を高めて実力で生きていきましょうと。
それと同時にきっちりと成果主義にすることで
仕事内容に応じた給与が支払われれば
仕事をしないけれども高給をもらっているようなことが発生しないし
既得権を放棄させて働きに応じて賃金を支給すべきだというのが
この本の中で一番多く語られていることかな。
この手の本って大体が極端な話の展開になってることが多いけど
この本はうまくバランスが取れてて面白かった。

こういう本って言葉ではいろんな生き方があるよねって書いてながら
結局は「仕事を中心に生きる人」のための本になってることが多くて
僕みたいな「趣味を中心に生きる人」は相手にされてない感じがするんやけど
この本はニートがなんとか働けるようにっていうNPOを扱ってて
ワークライフバランスを取るためのスローワークも
生き方の一つとして取り上げているところが特にいいと思った。

あと、格差社会に対する考察が面白い。
経済の自由化を進めすぎた結果や
派遣社員が増えたことなどの労使の問題として
貧富差が拡大したという論調が一般的だし
労働組合など左派もそこを中心に労使交渉を行っているが
そもそも「人件費」という限られた予算の中で
左派の上層部の高年齢の人たちが年功序列で高給をもらっていて
若い人たちにお金が回らなくなってしまっているから
格差を是正したいならそのお金を仕事量に合わせて再配分すればいいのでは?
という考え方は今まで見たこともなかったし新鮮だった。
もちろん全てがそれだけだとは思わない。
株主配当を増やし、内部留保もたくさん抱えた状態で
圧倒的な数の人を解雇するやり方は納得しにくいやり方だし
何かしらの対策も必要だとは思うけど
それ以外の方法論を提示してるのは興味深いし
一辺倒な意見を繰り返すだけの既存メディアに対して
平成的価値観を突きつけているようにも見えた。
まぁ既得権のない左よりな意見を言ってるだけとも言えるんやけども(笑)。

叩かれてる人たちがちょっとかわいそうかなぁと思う部分もあって
例えば年功序列できた人たちって
若い頃は安い給料でものすごく働いてて
高年齢になってようやくその頃の働きの分をペイしてもらってる感じやから
その人たちの成果分が今支払われてることは
成果主義の範囲内に収めてもいいんじゃないかなと。
当時の成果を評価する基準がないので難しくはあるけども。


この本で描かれているアウトサイダー(平成的価値観を持つ人)が
メインストリームになっていくのはそう遠くない話なんやろなぁ。
まぁアウトサイダーっていうても
あくまで社会からはみ出さない範囲の中でやけどね。
社会生活から見てアウトサイダーには触れられてなかったけど
まぁそれは当たり前か・・・(笑)。
| その他の本 | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
小泉八雲集
小泉八雲が日本の文化や民話などを書き記したものから
代表的なものをピックアップしてまとめた本。

日本の怪談や日本の文化などを海外に紹介していたらしく
その文章を訳しているんだと思うんだけど
当時の日本の言葉や文化などに対しての注釈を西洋人向けに書いていて
それが現代に生きる僕らにとってものすごく分かりやすいので
昔の日本人が書いた本に直接触れるよりも
理解しやすいなぁということを最初に感じた。
西洋人である小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の視点は
おそらく当時の日本人よりは現代日本人に近いのではないかと思う。

長かった江戸時代が終わり明治になって西洋文明が流入し
急速に失われていく日本らしさを
小泉八雲が本当に惜しんでいるのが伝わってくる。
もちろん西洋文明が入ってきたことによってよくなった点は数え切れないけれど
日本人が持っていた精神面での柔らかさは
現代社会を見る限りではもう失われてしまったんだなぁということを
とても強く感じてしまった。

怪談もとてもおもしろくて
「耳なし芳一のはなし」「ろくろ首」「雪おんな」みたいなメジャーなものが
小泉八雲によって取り上げられることでメジャーになっているのが面白い。
他の話も怪談でありながら怖がらせるだけではなく
物語に心が通っていて心を動かされるものが多い。
登場する幽霊や妖怪の類も人間味があって
愛嬌があったり切なかったりするんだよなぁ。

日本人の微笑の意味を追った「日本人の微笑」、
前世からの悲しみを繰り返してしまう「悪因縁」の切なさ、
焼津で過ごしたお盆の経験から神秘に思いを馳せる「焼津にて」、
の3つが個人的には特に心に残ったなぁ。



小泉八雲の本は古来の日本を美化しすぎだという意見もあるらしいけど
きっと八雲自身にはそう見えていたんだろうと思うし
八雲が描いた日本像に対して美しさを感じる自分がいるので
もう少しこの人の本は読んでみたいなぁと思った。
| その他の本 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
水木しげるの雨月物語
水木しげる流の絵本。
・・・絵本?(笑)

内容は雨月物語なので
いわゆる日本古来の怪談。
「吉備津の釜」「夢応の鯉魚」「蛇性の淫」の3編を収録。
例えば同じ内容を市原悦子と常田富士男が語れば
浮かぶイメージは「まんが日本昔ばなし」になりそうだけど
そこに水木先生の絵が添えられると
完全に水木ワールドになってる(笑)。
同じ内容でも表現の仕方で伝わり方だけでなく
話の印象まで変わってくるんだと思うと
それはそれで深いなぁと考えさせられる。

本自体は口語訳も読みやすいし絵もいいし
分かりやすく雨月物語を楽しめるいい本です。
| その他の本 | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
生物と無生物のあいだ   福岡伸一
叙情的な描写や詩的な表現を交えながら
生命とは何か、を生物学の視点から描いた本。

分子レベルでは人間の体も常に入れ替わっていて
同じ人間ではないという。
その移ろう感覚はとても繊細で
同時に人生に似ていると思った。

エントロピーの説明がとても分かりやすかったけど
外部の系からエネルギーを取り込めば
エントロピーを減少させられるのであれば、
あるいは子を産むことで
新たにエントロピーを減少させる存在が増えるなら
より大きな範囲を系として捉えた場合に
全体としてはプラスマイナスゼロになるのではないか?
と思ったりもした。

動的平衡の考え方や実際の実験結果は
驚くほど人間や社会に似ていて
人間は自分を作る自然的要素からは
離れられないのかもしれないなと思った。
逆に言えば、そこに誠実にあることは
生き方の一つの在り方として
考えられる方法かもしれないとも思った。

功績はあるが著名でない学者に対して
その功績を誉め称える文章が長く続くとこは
本の趣旨からははずれるから短くして欲しかったな。

でも、トータルでとても面白い本だった。
生物の神秘を分かりやすく
そしてドラマチックに描いていて
いい本だと思った。
| その他の本 | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
天使のたまご  著:押井守、天野喜孝
孤独、出会い、孤独。
そこは水没した世界であり
人々は影の群れでしかない。
少女が見つけた鳥は天使。
しかし、ようやく出会えた自分と向き合える誰かに
天使の卵は割られてしまった。
きっとそれは希望そのものだった。
そうして、世界はまた孤独に返る。


まだパトレイバーを手がける前の
劇場版うる星やつらの監督をやった頃の押井守と
ファイナルファンタジーを手がける前の天野喜孝という
その後の日本のアニメやゲームに大きく影響を及ぼす二人による
今では考えられないような豪華な作品。
「ノアの方舟」の話を元に押井守が紡いだ世界に
天野喜孝が絵を付けている。
本の作りとしては絵本的なものだけど
明確なストーリーはなく
言葉と絵が作り出す世界観を味わうような作り。
暗く抽象的で娯楽性の低い芸術作品なので
理解しようとすると「?」ってなってしまいそうだけど
感じようとしてみるととても繊細で
心に何かしら波紋を起こされると思う。
作中に雨が降り続いているせいかもしれないけど
しとしと降り続くような雨の日に
その雨音を聞きながら読みたくなる作品だと思った。
| その他の本 | 00:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
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