写真家の小林紀晴さんの半自伝的小説を借りて読みました。
著者自身が写真家だから写真学生の話になってるけど
内容は純粋に青春小説だと思います。
故郷から離れたくて東京に出てきたとか
故郷のことが好きだけど嫌いだという表現とか
自分の好きなことをやっていく中での
先の見えない人生に対する漠然とした不安感とか
恋愛感情のちょっとした動きとか
そういうのがとても共感できる小説だった。
そして写真家なのに読みやすくてすっと入ってくる文章。
実兄の小林キユウさんもそうだけど
どことなく感傷的な感じがにじみ出ていてとても好き。
僕なら調子がいい時よりは
自分の道に行き詰まった時に読みたいと思う本かな。
そして今がそういう時だったからとてもフィットした。
いいタイミングで出会えたなと思った。
⇒ 鈴木剛介 (08/07)
⇒ のいず (04/21)
⇒ ユミ (04/18)
⇒ のいず (03/06)
⇒ にしもと (03/01)
⇒ のいず (02/19)
⇒ にしもと (02/13)
⇒ のいず (02/09)
⇒ モ (02/05)
⇒ のいず (01/11)